2020年9月 7日

フェアトレードについて学ぶことができて、フェアトレード商品の割引クーポンまでもらえる!オンライン・フェアトレードクイズにチャレンジしよう!

グッドテーブルズ代表 山本謙治

日本でも、フェアトレードという言葉が多くの人に認知されるようになった。とはいえ、フェアトレードの具体的な内容や基準、生産者が受け取る価格についてまで理解しているという人はまだまだ少ないのが現状だ。そんな状況を改善できるオンライン・フェアトレードクイズが公開された。2020年9月30日までに回答すれば、フェアトレード商品の購入に使用できるクーポンまで付いてくる。

日本におけるフェアトレードの知名度は少しずつ拡がっている。その要因としては、学校の教科書に掲載され、義務教育や高等教育においてもフェアトレードに触れるようになっているからだ。フェアトレード団体が実施した調査によれば、10代の若者におけるフェアトレードの認知調査では、フェアトレードという言葉を見聞きしたことがあるという割合は78.4%に上っているという。
※一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム「フェアトレードに関する意識・行動調査2019」より

ただし、「言葉は知っているけど、詳細はわからない」という人が多いのも事実。先の調査では、認知はしていても、正しくフェアトレードの意味を理解できている割合は半数以下という結果になっているそうだ。

そんな状況を前進させたいと、東京学芸大学付属国際中等教育学校のソーシャルアクションチームの生徒達が立ち上がり、国際フェアトレード認証の普及推進を行う認定 NPO 法人フェアトレード・ラベル・ジャパンと協同で、クイズ形式で誰でもフェアトレードについて学ぶことができる「オンライン・フェアトレードクイズ」というシステムを立ち上げた。

■オンライン・フェアトレードクイズ
https://forms.gle/PmwLfN5XcnFVGinDA

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全12問から成るクイズで、所要時間は10分程度。採点時に正しい答えが提示される仕組みで、気軽にフェアトレードについて学ぶことができる。

この記事を読んだ方はすぐに、このオンラインクイズにアクセスしてみるといい。というのは、9月30日までの期間限定で、全問に回答すると、フェアトレード商品のオンラインショップで使用できる割引クーポンがもらえるのだ。ただし、クーポンには上限数があるため、そこに達した時点でクーポンの配付は終了となる(クイズ自体は9月30日以降もアクセス可能だ)。

フェアトレードについて楽しく学び、フェアトレード商品の割引クーポンまでもらえるオンラインクイズ、ぜひすぐにアクセスして欲しい。

■企画協力:東京学芸大学附属国際中等教育学校ソーシャルアクションチーム

https://www.tguissvt.com/

■主催:特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン

https://www.fairtrade-jp.org/

■プレスリリース
https://www.fairtrade-jp.org/news/img/20200825_q.pdf

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プロフィール
山本謙治(やまもと・けんじ)
1971年愛媛県生まれ、埼玉県育ち。
学生時代にキャンパス内に畑を開墾し80種の野菜を栽培。大学院修士課程修了後、大手シンクタンクに就職し、電子商取引と農畜産関連の調査・コンサルティングに従事する。その後、花卉・青果流通のワイズシステム(現・シフラ)にて青果流通部門を立ち上げ。2004年グッドテーブルズを設立。農業・畜産分野での商品開発やマーケティングに従事。その傍ら、日本全国の佳い食を取材し、地域の食材や食文化、郷土料理を伝える活動を続けている。2009年より高知県スーパーバイザー・畜産振興アドバイザーを受任。2019年には土佐あかうし「柿衛門」のオーナーとなる。
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