2021年11月24日

「エシカルはおいしい!!」とは?

北海道大学大学院 市村敏伸

「エシカルはおいしい!!」の活動についてご紹介します。

「エシカルはおいしい!!」とは

エシカル(ethical)とは、「倫理的な」という意味の英語です。

日本でもここ最近、エシカル・ファッションやエシカル消費ということばで知られるようになってきました。このウェブサイトは、さまざまなエシカル分野のなかから、エシカルな食のありかたに焦点をあてた記事を掲載するメディアです。

日本のたべものや食文化はいまや世界から愛され、拡がろうとしています。ただし、世界が考えるエシカルの文脈からいえば、日本の食にはエシカルが足りない。

多くの外国人が観光や仕事で日本を訪れるなか、いつか食のエシカルの欠如が問題になるのではないか。そうした危惧をわたしたちは抱いています。

食のエシカルとは何なのか、そしてエシカルな食のあり方を実現するためにはどんなことが必要なのか。そうした情報を、できる限り広い視点から提供することがこのウェブサイトの大きなミッションです。

現在、「エシカルはおいしい!!」では、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんによる「エシカルに買おう!」をはじめ、世界のエシカルな食の動向をお伝えする「週刊エシカルフードニュース」や、エシカルな食に関するキーワードを北海道大学の小林国之先生が解説する「ヨーロッパのエシカル事情」などの連載を更新中。ぜひ、このウェブサイトをきっかけに、エシカルな食のあり方を一緒に考えていきましょう。

エシカルな食を考える
書籍はこちらから

「エシカルな食についてもっと知りたい!」という方は、下記の書籍もぜひあわせてご覧ください。

日常のエシカルな食について考えたいときには↓

・山本謙治『激安食品の落とし穴』KADOKAWA

エシカルな畜産について考えたいときには↓

・山本謙治『炎の牛肉教室』(講談社現代新書)

食品ロス問題について考えたいときには↓

・井出留美『SDGs時代の食べ方 -世界が飢えるのはなぜ?』ちくまQブックス)

プラントベースな料理を作りたいときには

・米澤文雄『ヴィーガン・レシピ』(柴田書店)

エシカルな食についてもっと考えたいときには↓

・雑誌RiCE『No.14 特集エシカルフード・カタログ』

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プロフィール
市村敏伸(いちむら・としのぶ)
1997年生まれ、一橋大学法学部卒業。大学在学中にライター活動を開始し、現在は北海道大学大学院農学院に在籍中。専門は農業政策の形成過程に関する研究。
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